HOME > ココだけの話 > ともみ先生の明日から使える経営テクニック!【第77回】「IT導入補助金 後編」

ともみ先生の明日から使える経営テクニック!【第77回】「IT導入補助金 後編」


【第77回】「IT導入補助金 後編」

AreaBiz福岡をご覧の皆さま、こんにちは。経営コンサルタントの吉武知美です。
博多の夏の風物詩、山笠のシーズンとなりました。街で飾り山を見ると、ああ今年も夏が来たなと感じます。
さて、今回も前回に引き続きIT導入補助金についてお送りしたいと思います。

今回のIT導入補助金の特徴は

中小企業・小規模事業者等における生産性の向上のためのソフトウェア、サービス等の「ITツール」を導入するためにかかる経費の一部を補助してくれるIT補助金ですが、以前ご紹介した持続化補助金にはなかった特徴を持っています。
それは、補助事業者 (=補助金の交付を希望する中小企業)とIT導入支援事業者(=審査の結果採択されたITツール提供可能企業。補助事業者に対して、ITツールの説明、導入、運用方法の相談等のサービスを行う)が協力して申請を行う点です。

対象となるITツールの種類

この補助金を活用して導入する対象となるITツールの種類は幅広く設定されていますが、導入の際に自社の裁量でどこの企業に依頼しても良いというわけではありません。「IT導入支援事業者」が提供するITツールのみが補助対象となるため注意が必要です。
中小企業・小規模事業者等は、自社に適したITツールを提供するIT導入支援事業者を登録された企業の中から選定し(当該事業のホームページから検索すれば一覧となっているリストが発表されています)、IT導入支援事業者と相談しながら申請等の手続を進めることとなります。申請からの流れを公募要項から抜粋してご紹介します。

申請からの流れ

(1) 事業準備:IT導入支援事業者へ補助事業に関する問合せ、相談等
(2) 交付申請:
・ITツールの選定及び導入するITツールの商談、見積もり等の依頼
・交付申請の共同作成及びIT導入支援事業者による代理申請(交付申請や実績報告等を補助事業者と共同で作成し、代理で申請を行う)
(3) 交付決定
(4) 事業実施
・ITツール契約、導入、代金支払い
・事業実績報告の共同作成及びIT導入支援事業者による代理申請
・補助金確定通知、補助金の交付
(5) アフターフォロー:
・ITツール導入後のアフターフォロー
・事業実施効果報告の共同作成及びIT導入支援事業者による代理申請
 
中小企業におけるITの導入は、昨今叫ばれている人材不足や長時間労働という課題を解消するための業務効率化に欠かせないものとなっています。これまでなかなか対応ができなかったという企業にとっては、補助金を活用したIT導入は日々の業務活動を向上させる素晴らしい機会となるのではないでしょうか。
 
 
「ともみ先生の明日から使える経営テクニック!」記事一覧
【吉武知美プロフィール】
IMG_5010(株)ヒロインコンサルティング代表。前職はジュエリーコーディネーターとして活躍し、販売・マネジメントまで手掛ける中で「経営」に興味を持ち始め、独学で中小企業診断士の資格を取得。常に未来志向で、企業の良さを見いだし効果的なマーケティングや新サービスの開発、人材育成、市場や財務的な数値を踏まえた経営戦略の策定等を手がけている。メディアにも注目され、講演やテレビ・ラジオの出演依頼も増えている。
【株式会社ヒロインコンサルティング】
代表/吉武 知美
住所/福岡市中央区天神1‐9-17 福岡天神フコク生命ビル15階
www.heroine-consulting.com