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「福岡県出会い・結婚応援事業」登録社に「建設業」が多いのはナゼか?


 福岡県が行っている婚活事業をご存知だろうか?少子化対策の一環として、出会いの機会を提供する事業だ。個人ではなく、企業や団体が登録する仕組みだが、ここに多数の建設業が登録しているとか。なぜか?

 結婚したくても出来ない独身者をなんとか応援したい、少子化を解消したい、として始まった県の婚活事業「福岡県出会い・結婚応援事業」。

 これは「出会い応援団体」として、企業や団体に登録してもらい、この事業の周知についての協力や出会いイベントの開催、出会い応援団体間での出会いイベントの企画・実施を行ってもらうことを主とした事業だ。

 簡単に言えば、企業に婚活イベントを行ってもらおうというわけだ。イベントを開催するのは簡単で、登録企業がイベントを告知すれば、事業局が登録企業に一斉メールし、参加者を募るというもの。もし集まらなければ、イベントを組み直せばいいだけ。お膳立ては事務局がやってくれるので、イベントを企画するのは容易だ。

 また、登録するにも会社の所在地や代表者の氏名や担当者、電話番号、メールアドレスを登録するだけ、とお手軽。結婚斡旋業や宗教団体以外であれば、どの団体でも登録することが出来る。

 企業が企画するイベントは様々で、本が好きな方々を対象にして図書館で行うものや、料理をしながら行うもの、柳川の川下りしながら行うものなど様々だ。今年3月31日現在で、487組(申告ベース)が成婚したというから、成果も順調に出ているといえる。

 どのような企業が、この事業に登録しているかというと、建設業者が多いという。登録社数は現在約1800社。そのうち建設業は約720.社。40%以上が建設業というわけだ。なぜこんなに多いのか。

「登録すれば、県の入札参加資格の加点があるんですよ。面倒な手続きなしで加点がつくようになるんですから、こんないい話はありません。建設業が増えすぎたため、もっと他の業種の登録社数を増やそうとしているようです」(県関係者)

 建設業以外の企業もセミナーや営業のために登録している社も多数あるとか。企業は登録することで何かイイコトあるかも!?