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ともみ先生のココだけの話 05)ショコラのパワー


 企業が商業目的で普及させたことを始まりとする日本のイベントは多い。近年では渋谷のハロウィンが毎年のように話題になっているけれど、それ以外にもウエディング関連やクリスマス、もちろん来たるバレンタインデーもその1つである。とはいえ、男性ならば2月14日は朝から何となくそわそわしちゃった経験のある方も多いのでは…(笑)

 この時期になるとデパートの洋菓子売り場はバレンタイン一色、両手に紙袋を下げた女性で溢れ返る。彼女たちのパワーは凄まじく、揉みくちゃにされる勇気を持ち合わせていない私は遠巻きに眺めるだけだけれど、ショーケースに並んでいるショコラたちはどれも繊細で美しく、一粒一粒が作品のようでキラキラしていると思う。

バレンタインの市場規模

 昔はせいぜい『本命チョコ』と『義理チョコ』、友達同士で交換する『友チョコ』くらいのバリエーションしかなかったけれど、今では自分自身へのご褒美として購入する『自分(セルフ)チョコ』、家族に贈る『ファミチョコ』、男性から女性に贈る『逆チョコ』というものもあるらしく、多様化が進んでいることが伺える。そんな背景もあってか、今やバレンタインデーの推計市場規模は約1260億円(2019年)。その前の年と比較すると40億円ほど減少したようだけれど、それでも2月は販売金額が月平均の1.5倍以上 (意外と少ない?) にもなるそう。

ピスタチオ、ラズベリー、紅茶のフレーバーやキャラメルの香りのするボンボンショコラ、大好きなオランジェット…あー、想像するだけで幸せな気分になれる(笑) 今年はセルフチョコ、してみようかな。ちなみに、1ヶ月後のホワイトデーが『鶴の子』でお馴染みの老舗企業、石村萬盛堂さん発祥であることは、福岡人なら知っておきたい胸を張れる豆知識である。