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「鹿児島県知事選」三反園氏敗因は「分裂」と「総スカン」


 鹿児島県知事選が12日投開票され、前九州経済産業局長の塩田康一氏が当選。自公が推薦した現職の三反園氏は落選した。しかし、自民党はまさか負けるとは思っていなったようだ。

「現職で、自公がついていれば普通は負けません。投票日の2~3週間前までは勝てると思っていましたが・・・」

 とは自民党関係者。

「県連会長の森山裕国対委員長が仕切って表向きは盤石と思われましたが、昨年の参院選で“刺客”を建てられた尾辻秀久議員はやる気がなかった」

 つまりは自民党の動きはバラバラだったようだ。しかも知事としての仕事らいし仕事をしなかったどころか、討論会なども欠席。また、県内の首長に地元要望の県事業を挙げるたうえ、選挙の協力を求めるという公職選挙法に抵触するようなことも行っていたため、無党派層が雪崩を打って当選した塩田氏へと流れたという。

 前回の知事選で反原発派と手を組んで当選しながら、原発を容認して批判を浴びたが、自民党はこれを利用できると思って推薦したわけだが、まったくアテが外れたというわけだ。

 以前から地元からの評判に難があった三反園氏。敗れたのは必然だったのかもしれない。