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2兆円基金も無意味?温室効果ガス実質ゼロは実現せず2050年に人類の生命に危機が訪れる!?


2050年がタイムリミット 夏の気温47度

 昨年、臨時国会の所信表明演説で菅首相は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」と宣言。

 政府は6月に行われるG7までに、2030年までの温室効果ガス削減の新たな目標も策定するとしている。

今、世界は2050年までに脱炭素、脱CO2、温室効果ガスゼロを目指している。このままCO2の排出量が減らなければ地球の温暖化は進み続け、気候変動による自然災害が増え、食料危機が訪れ、10億人以上の生命が危機にさらされるという。これを防ぐにはCO2の排出量をゼロにしなければならないという。そのタイムリミットが2050年なのだ。それ以降、どれだけ人類が努力しようと後戻りできなくなるという。

実現は不可能?

 日本はその目標達成のために、2兆円の基金を創設するという。経産省によるとその基金が約15兆円の民間企業の研究開発・設備投資を誘発し、野心的なイノベーションへ向かわせるとし、世界のESG資金約3000兆円も呼び込み、日本の将来の食い扶持(所得・雇用)の創出につなげる、としている。

 技術開発においては、確かに経済効果はあるだろう。しかし、CO2ゼロにするためには、原子力の利用をするか否かによって額が変わるが、コストが年間43兆円から72兆円にのぼるとも試算されている。

 しかも世界のCO2排出量は2010年から2017年現在まで増え続けており、日本だけみても、1990年~2018年までの削減量はわずか2.8%だ。

 果たして本当に、地球は将来住めない星になってしまうのだろうか。