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混沌としてきた久留米市長選挙


 来年1月に行われる久留米市長選。立候補予定者は、自民党久留米市支部の前の幹事長で久留米市議の原口新五氏、福岡県議会副議長で自民党県議団に所属する十中大雅氏、そして久留米市の医師、細川博司氏の3名だ。

 選挙のカギを握るのは自民党福岡県連だ。実は、県連はまったく別の人物を擁立する予定だった。地元財界もその人物をプッシュ。ほぼその人物で固まっていたのだが、原口氏が出馬意思を表明。県連は原口氏には辞退するよう説得していたが、自らの意思を貫き通して出馬を宣言。

 そんななか、十中氏が立候補を表明。十中氏を支援するのは鳩山二郎衆院議員。反県連である。鳩山氏のウラには同じ派閥の武田良太衆院議員がいるのでは、と噂されているが定かではない。

 県連はどちらを応援するのか。反県連のバックアップを受ける十中氏を担ぐことはできない。しかし、だからといって辞退を促してきた原口氏を担ぐことはできない。

 では、県連はどうするのか。県連の一部では原口氏を支援するしかないのでは、という声があるようだが、まだ態度をはっきりさせてはいない。原口氏を応援するのか、もともと担ぐはずだった人物に出馬を促すのか、事態は切迫している。