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マツダ(株)~15年ぶりの海外工場建設


 日本経済新聞は本日朝刊の1面トップで、マツダ(株)(東証1部、広島県安芸郡、http://www.mazda.co.jp/)は、住友商事 と共同で300億~400億円を投資し、メキシコに乗用車工場を建設する方針を固めたものと伝えた。海外での生産拠点建設は4カ所目で、1998年稼働のタイ以来で、ほぼ15年ぶり。2013年にも稼働させ、小型車を年間10万台生産する予定で、生産車種は『デミオ』『アクセラ』を予定している。11年初めに正式決定するというという内容。この報道についてマツダ(株)は「新興国のビジネスを拡大していくのは当然のことであり、商社の知見も含めて日頃から検討している。ただし現時点で決まったものはない」とのコメントを公表した。

 関係筋によると、メキシコは、南米各国と密接な経済関係を築き、日本ともEPA=経済連携協定を締結しているため、マツダ(株)は、成長が著しい中南米市場への拠点になると判断したものと云われており、メキシコ国内で販売するほか、ブラジルなどにも輸出し、急成長する中南米市場の開拓につなげたい考えという。

 マツダ(株)の海外展開は、これまで、筆頭株主だったアメリカの自動車メーカーフォードの世界戦略に左右されてきた経緯があるが、フォードがマツダ(株)に対する出資比率を大幅に引き下げ筆頭株主の座を降りたことで、マツダ(株)は、今回のメキシコ進出をきっかけに、外戦略でも独自路線に大きく舵を切り、独自の経営戦略の構築を進めることになりそうである。


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