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リョーワ~「外観検査装置」でものづくりを支援・海外市場も視野に


北九州発の優れた新製品・新技術として「外観検査装置」を開発したリョーワが、平成24年度・北九州市中小企業支援センターの「販路開拓支援プロジェクト」支援企業に選定された。

生 産現場では不良品の流出を未然に防ぐために、目視や視覚センサによる部品の検査が行われる。画像診断技術を応用した外観検査装置は、部品の傷やクラックを 最小寸法10マイクロメートル(マイクロ=100万分の1)から検出する。部品一個の検査は5秒でシステムはエリアセンサ、ラインセンサ、レーザーセンサ と特殊検査用ソフトウエアで構成される。

同検査装置は主に自動車業界向けに開発し、搬送ラインと一体化した装置を、既にエンジン部品メー カーに納入済みだ。田中社長は「大手の量産品モデルでは対応できない、ごく小さな傷の判別が可能になった」と話す。部品の検査工程では作業者が目視で行う ため、作業の負担軽減やばらつきの解消が課題だった。それを目視に近い性能を発揮するソフトウエアを搭載した同装置を使うことで改善できる上、生産性や品 質の向上も実現する。

同社は製鉄や自動車などあらゆる製造機械に不可欠とされる油圧メンテナンスを本業として、油圧機器の販売、油圧ユニッ トの設計・製作、配管工事、フラッシング、試運転調整、改造工事など手掛ける。その中で、ユーザーが要望するコスト・納期・品質に応えるほか、メンテナン スに必要な機械・工具・消耗品もユーザー側に立って、より良い商品の提供を続ける。ただ、近年は油圧から空圧・電気サーボへの急速な移行や、設備投資の抑 制で新規需要が伸び悩むが、既存の油圧機メンテナンスを地道にサポートしている。

「ものづくり支援」を通して田中社長は、外観検査装置を油 圧メンテナンスに次ぐ経営の柱にする考えだ。国内をはじめ、ジェトロ(日本貿易振興機構)の支援を得て米国、韓国、タイへの輸出を計画。「中国などアジア 地域の自動車産業は、持続的な拡大が予想されるた め、需要が見込める」と意欲をみせる。

◇(株)リョーワ  福岡県京都郡苅田町鳥越町10-5 TEL 093-436-0113、FAX 093-436-4366 代表者:田中 裕弓 資本金:2,000万円 設立:昭和48年5月 業種:油圧機器の販売・修理・メンテナンス、画像検査装置の設計・製作

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