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北九州上半期企業倒産増加へ 小売、サービスが最多


小倉市街平成27年度上半期(4~9月)の北九州地区企業倒産(1000万円以上)は、件数が61件で前年期から26件増となった。倒産最多業種であった建設業の倒産が業界構造の変化等で減少に転じる一方、小売業並びにサービス業が増加。遂に、建設業に代わって、小売、サービス業がそれぞれ16件(構成比26.2%)最多業種となり、小売、サービス業の2業種で全体の53.4%を占める結果となった。

一方、負債総額10億円超の大型倒産が1件(前年度は3件)にとどまったことに加え、1億円未満が43件で全体の70.4%(前年度68.5%)を占め、小口倒産を中心とした倒産傾向が強まっている。過去10年間では6番目の水準となった。

平成25年に中小企業金融円滑化は期限切れした後も金融機関は従来の対応を維持し、平成26年には集計開始以来の最小件数を更新した。しかし、今年4月以降は増加基調を辿り、6ヶ月連続で前年同月をオーバー。急減した平成26年を底に増加に転じ、ここ5年間では最高件数となった。事実上、金融機関は条件緩和策を継続しているものの、構造的な改善が困難な小規模零細域を中心とした破綻が増加している向きが強い。


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