茶碗まで冷暖房する家・・・人口乾燥させた無垢材を使う
㈱今村工務店(北九州市八幡東区)の開発した『ソーラーシステムハウス』・・・茶碗まで冷暖房するというこれまでの空調概念とは一線を画した省エネ住宅であるが、その家づくりの特色を追ってみた。
大きな特色のひとつが、”含水率19%以下の樹齢100年から250年の人口乾燥させた無垢材を使用していることだ。
檜は、地震の揺れに強く、適度に揺れ、折れることなく倒壊を防ぎ、檜の香りはストレスを和らげ 抗菌・防虫効果に加え、消臭・脱臭効果 もあると言われている。しかし、国産の使いたい材料は市場にあまりなく、あっても非常に高価で少量しかない。そのため、自社でカナダより材料を直輸入し、自社で製材しているとう。
製材用のCADシステム、プレカット設備も配備し、幅広いニーズに最小限のコスト対応を図っているという。